没落陰陽絵巻 - Tale of the fallen Onmyoji -

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『没落陰陽絵巻 - Tale of the fallen Onmyoji -』は没落した家系の陰陽師である主人公が、口づけによるヒロイン達の解呪を通じて町に蔓延る"呪い"を解決し、自身の道と幸せを見つけるノベルゲーム作品です。
「ももいろPocket」ブランドより2021年に発売された美少女ゲームを『Panda Shojo』のプラットフォームに対応し、世界中のさまざまな年齢の方に楽しんでいただけるようにリメイクしました。

◆イントロダクション
いつの時代も、人は未知なるものに恐れを抱く。
流行病、天変地異、そして……幽霊や妖怪といった怪異。
新たな『脅威』が現れた時、没落陰陽師の人生が動き出す…。

◆あらすじ
現代とは違う、妖怪が当然のように存在する世界の物語。
妖怪との共存を選んだ国ヒノモトでは、一部の悪事を働く妖怪による事件が後を絶たず、その問題を解決するのが陰陽師という存在だった。
そんなヒノモトでは、最近新たに"呪い"というものが広がりつつあった……。
すべての陰陽師が"呪い"を祓うために招集されたが、没落した陰陽師家系である主人公にはお呼びが掛からなかった。
何とかして見返そうと一人研究する中、呪いには’’口づけ’’が有効であることを発見して..!?

◆キャラクター
・十 葉月(つなし はづき)
「陰陽師は神頼みをしないって聞くけど、貴方は違うのかしら」

由緒正しい家柄の女の子であり、才能と地位を併せ持つ巫女。
妖怪退治のエキスパートであり、他の巫女を指導する立場でもある。
清楚な見た目だが時折口が悪く、周りと仲良くなりたいと思っているが辛辣な性格も相まって避けられがち。

・涼宮 翠(すずみや みどり)
「人形って呼ばれても仕方ありません。あたしには、自分が無いですから」

巫女としての力も併せ持つ、ハイブリッド型陰陽師。
葉月とは敵対する家柄で、葉月と親しい主人公にも牙をむく。
常に彼女と比べ続けられたため、ライバル心を燃やしている。
物静かで自我が薄く、周りからは人形と言われている。

・佐久夜(さくや)
「ウチは構わんけどね。このヒノモトを制するのが人間でも、妖怪でも」

自由奔放で、楽しい事とお酒を愛する妖狐。
かなり大雑把な性格で、敵か味方か怪しい存在。
九尾になると大妖怪になると言われている妖狐だが、彼女はまだ発展途上の様子。

・妙鐘(たかね)
「ご主人のこと、信じてますからね。この危機も、きっと乗り越えられますよね」

主人公が使役する式神。
子供の頃から一緒の二人の間には特別な絆がある。
従順な性格だが主人公をからかう事もしばしば。
彼女にとって主人公は心から慕える主であり、手のかかる子供でもあり、時には夫の様に思っている存在。

・十 渚沙(つなし なぎさ)
「立派な娘に育ったわ。このヒノモトを救う子になるかもしれないわね」

現役を退いているが、今でも巫女として強い力を持つ葉月の母親。
ヒノモトの巫女で、彼女の名前を知らないものは居ない。
おっとりしているようで頭は切れる。
夫には先立たれているが、葉月と過ごす日々に幸せを感じている。

・化茂野 善(かもの ぜん)
没落した陰陽師の家系であり、妖怪探偵問屋という名前の何でも屋を経営している。
古い書物を読みながら勉強中で、自分の代で成り上がりを考えている。
妙鐘だけでなく小さな妖怪のお手伝いさんも使役している。
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